土地選び、何から始める?初心者が最初に知っておくべき5つのこと(後編)
前回のコラムでは、家づくり初心者が土地選びで失敗しないために最初に知っておきたい5つのことのうち、
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いきなり土地を買わないこと
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暮らしのイメージを描くこと
という2つをご紹介しました。
今回はその続きとして、3つ目から5つ目のポイントをお伝えします。家づくりを始める前に、ぜひ確認してみてください!
3. 希望に近いプランをざっくり考えてみる
暮らしのイメージができてきたら、次に「家のプラン」をざっくり考えてみましょう。
SNSや住宅会社の施工事例などを参考に、家族の暮らし方に合った間取りやデザインを想像してみるのがおすすめです。
ここでは、あくまで“土地を選ぶためのヒント”としてのプランでOK。
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平屋か2階建てか
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どれくらいの部屋数が必要か
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書斎やパントリーなどの希望はあるか
こうした点を考えることで、どんな広さの土地が必要になるのか、方向性が見えてきます。
4. 建物の大きさ=延べ床面積のイメージをつける
家のプランを考えるうえで大切なのが、「延べ床面積(のべゆかめんせき)」です。
延べ床面積とは、1階と2階の床面積を足した広さのこと。
たとえば、一般的な4人家族(大人2人+子ども2人)の場合、延べ床面積30坪前後が一つの目安になります。
ただし、これはあくまで平均的な数値。
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コンパクトでも収納や家事動線を重視したい
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最小限のスペースでミニマルに暮らしたい
といった希望があれば、もっと小さな面積で十分というケースもあります。
大切なのは、「今の家族構成」だけでなく「将来」を見据えたサイズ感を検討すること。
後から大きすぎた/狭すぎたと後悔しないよう、家族で話し合っておきましょう。
5. 土地の広さや形を知ると、希望が現実に近づく
延べ床面積がイメージできたら、それを叶えるための「土地の広さ」も考えてみましょう。
土地面積=建物面積ではないので注意が必要です。 建ぺい率や容積率といった法的な制限や、駐車場・庭・家庭菜園などの希望によって、必要な土地の広さは変わってきます。
また、土地の「形」や「方位」「接道状況」なども、実は間取りに大きく影響します。
希望の建物がきちんと収まるか、日当たりやプライバシーは確保できるかを、建築士や工務店と相談しながら検討するのが安心です。
今後のコラムでは、こうした敷地条件を活かした家づくりの工夫や、建築に関わる法的な制限、土地資料の見方のポイントなども具体的にご紹介していく予定です。どうぞお楽しみに!
今回のまとめ
前後編の2回にわたって、土地選びの最初のステップで大切な「5つのこと」をお伝えしてきました。
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直感で土地を買わない
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暮らしのイメージを描く
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家のプランをざっくり考える
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延べ床面積をイメージする
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土地の広さ・形を確認する
最初の一歩で、この5つを押さえておけば、土地選びの失敗を大きく減らせます。
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