平屋の住まい

平屋という選択を、暮らしから考える

SINGLE-STORY LIVING

 

階段のないワンフロアで、家事も移動もシンプルに。庭とのつながりや家族の気配を身近に感じながら暮らせることが、平屋の魅力です。

一方で、平屋にはある程度の敷地が必要で、建築費や採光、外からの視線など、計画前に知っておきたいこともあります。

大切なのは、平屋にすること自体ではなく、ご家族の暮らし方や土地、ご予算に合っているかどうか。平屋と2階建て、それぞれの違いを比べながら考えてみましょう。

01

CONCEPT

平屋は「階段のない家」だけではありません

平屋は、リビングや水まわり、寝室など、暮らしに必要な空間を一つの階にまとめた住まいです。

上下階の移動がないため生活動線を短くしやすく、洗濯や掃除などの家事もワンフロアで進められます。また、リビングから庭へ出る、寝室から洗面所へ移動するといった、部屋同士のつながりを考えやすいことも特徴です。

屋根の形を生かした勾配天井や、梁を見せた開放的な空間など、平屋ならではの空間づくりも楽しめます。

02

COMPARISON

平屋と2階建て、どちらが合う?

平屋と2階建てには、それぞれに長所と注意点があります。
※スマートフォンでは、表を横にスライドしてご覧ください。

比較する項目 平屋 2階建て
生活動線 上下移動がなく、ワンフロアで完結しやすい 用途を階ごとに分けられるが、階段移動がある
必要な土地 同じ床面積なら、建物を広く配置できる敷地が必要 建物を上下に重ねられ、限られた敷地でも床面積を確保しやすい
建築費 基礎と屋根の面積が大きくなり、同じ床面積では坪単価が高くなる場合がある 基礎と屋根を比較的コンパクトにできるが、階段なども必要
家事のしやすさ 洗濯・収納・掃除などの動線を短くまとめやすい 洗濯や収納が上下階に分かれる場合がある
採光・通風 建物の中央まで光や風を届ける工夫が必要 2階は比較的、光や風を取り込みやすい
家族との距離 同じ階で過ごすため、家族の気配を感じやすい 階を分けて、それぞれの時間やプライバシーを確保しやすい
庭とのつながり 各部屋から庭へつながる計画がしやすい 庭を広く残しながら、必要な床面積を確保しやすい
防犯・視線 寝室を含むすべての窓が1階にあるため、窓の配置や防犯対策が重要 2階の居室は道路からの視線が届きにくい
維持管理 高い位置の外壁が少なく、点検しやすい一方、屋根面積は広くなる 屋根面積は抑えやすいが、高所の外壁や窓の点検が必要
将来の暮らし 階段移動がなく、年齢を重ねてからも暮らしやすい 1階だけでも生活できる間取りにしておくと将来に備えやすい

建築費や維持費は、建物の大きさ・形・仕様によって変わるため、平屋と2階建てを同じ条件で比べることが大切です。

03

FOR YOUR LIFESTYLE

平屋の暮らしが向いている人

家事や移動をワンフロアで完結できるよう、キッチンと洗面脱衣所をつないだ平屋の間取りイメージ

A

家事や移動をワンフロアで完結させたい

キッチン、洗面所、物干し、収納を近くにまとめることで、毎日の移動を減らせます。共働きのご家族や、家事をできるだけ効率よく進めたい方に向いています。

薪ストーブのある木の住まいから、ウッドデッキと緑豊かな庭を眺める平屋の暮らし

B

庭を暮らしの一部として楽しみたい

リビングだけでなく、寝室や個室からも庭へつながる計画ができます。ウッドデッキで過ごしたり、庭木の変化を室内から楽しんだり、外との距離が近い住まいになります。

キッチンからリビングで団らんする家族を見守れる、庭に面した大きな窓と勾配天井のある平屋のLDK

C

家族の気配を感じながら暮らしたい

すべての部屋が同じ階にあるため、家族がどこで過ごしているかを感じやすくなります。ただし、音も伝わりやすいため、寝室や個室の配置には配慮が必要です。

将来も移動しやすい住まいを考える平屋の室内イメージ

D

将来の階段移動に不安がある

階段がないことは、年齢を重ねてからの負担軽減につながります。ただし、階段がないだけで完全なバリアフリーになるわけではありません。玄関や室内の段差、廊下や出入口の幅、水まわりの使いやすさまで含めて計画します。

必要な広さを整理して計画したコンパクトな住まいのイメージ

E

終の棲家として、必要な広さで暮らしたい

子どもの独立などで家族の暮らし方が変わり、これからの生活に必要な広さを見直したい方にも平屋は向いています。部屋数を必要以上に増やさず、日々使う空間を無理なくつなげることで、終の棲家として安心して心地よく暮らせる住まいを目指します。

04

PLANNING NOTES

平屋を建てる前に知っておきたいこと

01

土地の広さだけで判断しない

平屋は、建物・駐車場・庭・隣地との距離を同じ平面上に配置します。

土地面積だけでなく、建ぺい率や土地の形、道路の位置などによって、建てられる平屋の大きさが変わります。土地を購入する前に、希望する間取りが入るか確認することが重要です。

02

坪単価ではなく、総額で比べる

同じ床面積で比べると、平屋は基礎と屋根の面積が大きくなるため、坪単価が高くなる場合があります。

一方で、階段や2階の廊下を省き、建物全体をコンパクトにできれば、総額を抑えられることもあります。坪単価だけではなく、必要な床面積と工事総額で比較します。

03

建物の中央に光と風を届ける

間口や奥行きの大きな平屋では、中心部が暗くなったり、風が通りにくくなったりする場合があります。

中庭や高窓、天窓、勾配天井、部屋の配置などを工夫し、土地の向きや周囲の建物に合わせて光と風の通り道を考えます。

04

外からの視線と防犯を考える

平屋では、リビングだけでなく寝室や子ども室の窓も1階にあります。

窓を大きくすればよいとは限りません。道路や隣家からの視線、庭や塀の配置、窓の高さ、シャッターや防犯ガラスなどを組み合わせて考えます。

05

水害リスクを土地選びから確認する

すべての居室が1階にある平屋では、浸水が想定される土地かどうかも重要な判断材料です。

土地を検討する際は、自治体のハザードマップや周辺の地形、過去の浸水履歴などを確認します。国土交通省も、住む地域の水害リスクをハザードマップなどで事前に確認することを案内しています。 国土交通省

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音とプライバシーにも配慮する

家族が近くに感じられる一方で、リビングの音が寝室に届きやすいこともあります。

共有する空間と静かに過ごす空間の距離を取り、収納や廊下、水まわりなどを間に挟むことで、音や視線に配慮した間取りにできます。

05

ANOTHER OPTION

こんな場合は、2階建ても比較してみましょう

平屋だけに絞らず、次のような場合は2階建ても並べて検討することをおすすめします。

・敷地が限られていて、駐車場や庭も確保したい

・家族が多く、必要な個室数や床面積が大きい

・仕事、勉強、就寝などの空間を階ごとに分けたい

・周囲の建物が近く、1階の採光や視線が気になる

・土地の水害リスクを踏まえ、2階にも避難できる場所を設けたい

「平屋が人気だから」ではなく、その土地と暮らしに合う形を選ぶことが大切です。

06

OUR APPROACH

ざいまん建設が考える平屋の住まい

平屋のよさは、単に階段がないことではありません。

毎日の動線、庭とのつながり、家族の距離、将来必要になる備え。これらを一つの階の中で丁寧に組み立てられることが、平屋の魅力だと考えています。

一方で、必要以上に建物を大きくすると、移動距離や建築費が増え、平屋本来のよさが薄れてしまいます。

ご希望の部屋数や広さだけでなく、普段の過ごし方、持ち物、家事の順序、ご予算、土地の条件を伺いながら、平屋と2階建ての両方を視野に入れてご提案します。

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CONSULTATION

平屋か2階建てか、土地と暮らしから一緒に考えます

まだ土地が決まっていない段階でも、ご相談いただけます。

検討中の土地に希望する平屋が建てられるか、駐車場や庭をどのくらい確保できるか、2階建てにした場合と費用や暮らし方がどう変わるかを整理しながら、ご家族に合う住まいを一緒に考えます。

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